新型コロナ対策 PCR検査体制拡充へ 共産党議員団の要望実る 茨城・筑西
茨城県筑西市は9月6日、新型コロナ対策として、簡易PCR検査キットによる検査を、希望する全市民が無料で何度でも受けられる体制を整備すると表明しました。
日本共産党の国府田喜久男議員の質問に答えました。
筑西市は7月から8月にかけての1か月間、ワクチン接種を2回受けていない市民を対象に、無料で1回に限りPCR検査を実施。国府田議員は一般質問で、検査の継続と対象者の拡大、回数制限の撤廃で、「誰でも、いつでも、何度でも」検査を受けられる体制を要求しました。
市は、希望する全市民と市内小中学校の児童、生徒、園児、市外在住者を含む教職員や保育所・幼稚園職員のほか、感染者が発生しながら濃厚接触者に該当しないために行政検査が受けられない市民(市外在住者も含む)を対象に、PCR検査を受けられる体制を整備すると表明しました。
期間は9月から来年3月末までです。
国府田議員は、「3人の市議団で検査拡充を継続して要望し、市を動かすことができた。引き続き働きかけ、市民の要望を届けたい」と話しています。
(「しんぶん赤旗」2021年9月10日付より転載)