土砂災害防止 行政に提起 産廃処分場で共産党日立市議団

日本共産党日立市議団(小林真美子市議、千葉達夫市議)は7月13日、静岡県熱海市で発生した土砂災害が盛土の崩落によるとされている問題で、県が日立市諏訪町に予定する新産業廃棄物最終処分場の建設をめぐり、申し入れを行いました。

申し入れ事項は、▽候補地が急傾斜地崩壊や被害が出る恐れのある地域か否か、県や国に調査を要望する▽候補地が構造物の建設により災害が引き起こされると指摘されていることから、建設計画を受諾しない─ことの2点です。

党市議団は、候補地が沢地となっており、熱海市と同様の土砂災害発生への不安の声が上がっているとし、計画を受諾しないよう求めました。

市の担当者は、残土の埋め立てや盛土した土地について、管理する各自治体が点検する意向を示しました。

(「しんぶん赤旗」2021年7月16日付より転載)

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