産廃処分場阻止へ集会 「市長は受け入れ反対を」 茨城・日立
茨城県が「新産業廃棄物最終処分場」の整備候補地としている日立市で3月14日、整備に反対する集会・パレードが取り組まれ、約40人が「産廃いらない」「市長は受け入れ反対を求めよ」とデモ行進でアピールしました。
「県産業廃棄物最終処分場建設に反対する連絡会」の主催。
集会で、連絡会の荒川照明代表は、整備されれば県内外から産廃が搬入され、「大変な事態になる」と強調。反対署名も1万3000人分に迫る勢いだとし、「市長に賛同させないように取り組みを進めたい」と訴えました。
リレートークで、「地元では受け入れ前提で話が進められてきている」と県の対応を批判。「処分場整備のメリットは何もない。自然の未来を私たちの手で守り抜こう」と呼びかけました。
参加者は集会後にデモ行進。「日立をよごすな」「選定し直せ」とコールし、沿道にアピールしました。
通行人から「頑張ってください」との声援も寄せられました。
(「しんぶん赤旗」2021年3月17日付より転載)