東海第2原発 工事状況聞く 茨城・東海村議会

茨城県東海村議会で6月12日、原子力問題調査特別委員会が開かれ、日本原子力発電(原電)が東海第2原発(東海村)の「安全対策工事」の状況や再稼働前の「使用前検査」について説明しました。

原電側は、「安全対策工事」について、東海第2原発の防潮堤建設で鋼管杭の試験的な打ち込みや、敷地内の地盤改良工事などを実施していると説明。
「使用前検査」の具体的な内容や時期については、原子力規制庁と調整している段階だとしました。

日本共産党の大名美恵子村議は、「使用前検査」のうち原子炉を起動する「五号検査」について、事前了解を得るとしている原電側と原発立地周辺6市村側との間に認識のずれがあるとして、「6市村への説明を行うべきだ」などと主張しました。

また議員からは、コロナ禍の中で東海第2原発を出入りする作業員の数について問われ、原電側は4月から5月にかけて350人程度の発電所員と、1,000人以上の作業員が出入りしたと説明。
工事が進むにあたり、「今後さらに増えるのは間違いない」と話しました。

今後、特別委員会として工事の現地視察をするとしており、原電側は「今後の新型コロナウイルスの状況をみて受け入れを調整したい」と答えました。

(「しんぶん赤旗」2020年6月13日付より転載)