東海第2原発動かすな 金曜行動「首相こそ国難」
東海第2原発(茨城県東海村)の20年運転延長を申請している日本原電(原電)に抗議する258回目の「原電いばらき抗議アクション」(原電前金曜行動)が12月15日、水戸市の原電茨城事務所前でおこなわれました。
参加者らが次々にマイクを握り、「東海第2原発で事故が起きれば茨城どころか、日本が壊滅する。原発は実験場ではない。事故が起きればすべてのことが想定外になる。いまの政治はゆがんでいる」「沖縄では軍用機の部品が落下し、子どもたちや県民が危険にさらされている」「安倍(首相)こそが国難。国民は北朝鮮との戦争や改憲などは望んでいない」などと述べ、原発を推進し、北朝鮮の脅威をあおる安倍政権を告発しました。
県議会一般質問で「原子力が危ないか、危なくないかなどの低レベルで不毛な議論に陥ってはならない」などと発言した自民党の下路健次郎県議(東海村選出)の姿勢についても、怒りと抗議の声が噴出しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2017年12月19日付より転載)