原子力機構が法令報告提出 被ばく事故

日本原子力研究開発機構は6月19日、大洗研究開発センター(茨城県大洗町)で、核燃料物質の点検作業中に作業員5人が被ばくした事故を受けて、事故経過などに関する法令報告を原子力規制委員会に提出しました。
提出後の会見で、同機構の児玉敏雄理事長は、地元に不安を与えたとして謝罪。「危機への感度や危険予知能力に問題があった」と述べ、「背景にあると思われる機構組織や職員の意識の問題にもあらためて手を入れなければならない」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2017年6月20日付より転載)

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