補正予算案など議案発表 茨城県

茨城県(橋本昌知事)は11月24日、県議会第4回定例会(12月1日開会予定)に提出する議案を発表しました。
提出議案は、一般会計補正予算案などの予算関係6件、条例その他20件、報告1件の計27件です。
一般会計の補正額は187億2600万円。その財源を確保するために県債81億7900万円を増発します。
補正後の一般会計の予算規模は約1兆1484億円へと増額されます。
一般会計、特別会計、企業会計の3会計合わせた補正額は215億6300万円に達しました。
主な歳出をみると、TPP(環太平洋連携協定)対策費と称して、水田の大区画化などをはかる土地改良事業や畜産競争力強化対策事業などを約52億円計上。
常磐道から茨城空港へのアクセス道路を整備する事業に21億円余を盛り込みました。
また、「学習環境の向上を図る」として、特別支援学校の高等部教室への空調設置事業に約9億5000万円を計上。
新たに16校128の普通教室と19校149の特別教室にエアコンが設置されます。
(「しんぶん赤旗」 首都圏版 2016年11月25日付より転載)

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