茨城・土浦で平和のつどい

茨城県土浦市で8月14日、21回目の「8・15平和のつどい」が開かれました。
幼い子を抱えた若い夫妻ら80人余が参加し、安倍政権が戦争法発動の動きを強めるなか、戦争反対と平和への決意を新たにしました。
今回は戦争させない1000人委員会県南協議会、憲法を守りいかす土浦共同センター、共産党、社民党などでつくる県南総がかり実行委員会が主催しました。
主催者あいさつで、県市民連合共同代表の川口玉留氏は、「安倍政権の改憲に断固反対、戦争の動きに反対する一歩を踏み出そう」と呼びかけました。
元美浦村長で県市民連合共同代表の市川紀行氏が講演し、先の参院選で市民連合が果たした役割にふれ、「野党共闘はさらに重要になり真価が問われる」と強調しました。
茨城朝鮮初中高級学校の尹太吉校長が朝鮮学校への援助について訴え、弁護士の尾池誠司氏が改憲策動の実態を報告しました。
初参加の女性(32)は、「とても参考になった。つどいが21年間も続いていることは立派だ」と語りました。
戦争を体験した女性(78)は、「とにかく戦争はダメ。日本は憲法を生かす平和外交に徹してほしい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年8月20日付より転載)

おすすめ