戦争止める日本に 茨城県母親大会開く

第56回茨城県母親大会が6月5日、結城市内で開かれ、県内各地から750人余が集いました。主催は茨城県母親大会実行委員会(佐藤恵子実行委員長)。

第56回茨城県母親大会=6月5日、結城市

「戦争法は廃止に」と訴える第56回茨城県母親大会の参加者=6月5日、結城市


シンポジウムや各分科会では、戦争法・安保法制やTPP(環太平洋連携協定)、子どもたちの貧困、くらし・社会保障について意見を交換しました。
全体会では、昨年9月の記録的豪雨で甚大な被害を受けた常総市の被災者らが行政の無策ぶりを批判し、被災者への支援や復旧・復興への支援を訴えました。
各団体が「TPPの国会批准阻止を」「避難計画を立てるよりも、東海第2原発は廃炉に」「戦争法は廃止に。参院選で野党を勝利させよう」など発言しました。
記念講演したイラク支援ボランティアの高遠菜穂子さんは、アメリカのイラク戦争が過激武装組織「IS」を生みだしたことを明らかにし、米軍に加担する日本の在外公館や日本人がISのテロの標的にされていることを指摘。
「日本は戦争をしないだけではなく、戦争を止める国にしよう」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年6月11日付より転載)

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