茨城・阿見町議選 永井よしかず候補が第一声 福祉優先に基金活用 小林氏が応援
3月22日告示(27日投票)された茨城県阿見町議選(定数18)で、日本共産党の永井よしかず候補(59)=現=は、小林きょう子県TPP・農業対策部長(参院選挙区予定候補)の応援を受けて力強く出陣しました。
立候補したのは共産1、公明3、無所属17の計21人です。
第一声で永井氏は、戦争法の廃止やTPP(環太平洋連携協定)の批准ストップに全力をあげる立場を表明。
町議会で戦争法廃止を求めた意見書が反対多数で否決されたことについて、「議会は町民の願いとかけ離れている」と指摘しました。
永井氏は、「37億円の財政調整基金は町民のために活用を」と提起。
国保税や水道料の引き下げ、待機児童の解消など、くらし・福祉優先の政策を示し、「ぜひとも議会に押し上げていただきたい」と訴えました。
小林氏は、参院選をめぐる5野党合意に国民の期待の声が広がり、各界からも歓迎されていることを強調。
「安倍・自公政権を追い込み、戦争法廃止の世論を大きく巻き起こしましょう。永井さんを再び議会に」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2016年3月23日付より転載。政策・プロフィールは阿見町議選のページをご覧ください。)