茨城豪雨災害 共産党国会議員・市議が住民の要望聞く 常総・つくば

「家の様子見たい」 茨城・常総で塩川氏・梅村氏

日本共産党の塩川鉄也衆院議員、梅村さえこ衆院議員と小林きょう子・参院茨城選挙区予定候補、田谷武夫党県委員長は9月12日、茨城県常総市を訪ねました。
山中たい子県議、石川栄子市議、堀越道男市議らが同行しました。
地域の大半が浸水した五箇地区の調査では、つくば市の親戚宅に身を寄せている男性(59)が、「三坂新田町にある家は今でも水没しています。用意されている舟は二つしかなく順番待ち。家のようすを見に行きたい」と話しました。
高杉徹市長から報告を聞いた塩川議員は、罹災証明書の弾力的な発行や、二次避難所としての旅館やホテルの借り上げなどを提案。
「私たちからも県や国に要望していきます。制度に不具合のある場合は、ぜひ知らせてください」と伝えました。
石川市議が生活ゴミについて、「福祉センターに持っていけば無料で回収してくれるというが、お年寄りなどは持っていけない」とのべると、市長は「家の前や所定場所に出しておけば回収するようにしたい」と答えました。

(笹島みどり)

共産党市議が住民を見舞う つくば

豪雨水害の問題で、日本共産党の橋本けい子つくば市議、田中サトエつくば市議は12日、つくば市谷田部地域にある避難所2カ所を訪ね、常総市から避難してきた住民を見舞い、要望を聞きました。
約150人が避難している谷田部総合体育館で、両市議は常総市水海道地域で米やジャガイモを育てている農家の男性(70)と対話。
前日に一時帰宅したという男性は、「実家は床下浸水し、玄関先は物が散乱していた。今後の仕事や生活がどうなるか不安だ」と話しました。
約130人が避難するJA谷田部では、相野谷町の女性(78)と対話に。
堤防が決壊した鬼怒川と、小貝川の間の地域に住むという女性は、「慌てて避難したので自宅の状況が分からない。現地の情報が分かるようにしてほしい」と語りました。
ほかの住民からは、「着の身着のままで避難したので下着など衣類が不足している」との声が上がりました。

(山本健二)

(「しんぶん赤旗」 2015年9月13日付より転載)

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