日米共同訓練に抗議 百里基地反対同盟など9団体 茨城・小美玉市

百里基地反対同盟など9団体は3月6日、茨城県小美玉市にある航空自衛隊百里基地で3月9日から21日にかけて行われる日米共同訓練の中止を求める抗議行動を行い、「日米共同訓練やめよ」「戦争する国づくり反対」と唱和しました。

抗議文を読み上げる新日本婦人の会の代表(中央左)=3月6日、小美玉市

抗議文を読み上げる新日本婦人の会の代表(中央左)=3月6日、小美玉市


百里基地正門前では、新日本婦人の会の代表が「安倍政権は『戦争する国づくり』に暴走している。集団的自衛権行使のための共同訓練に強い怒りを表明します」と防衛大臣への抗議文を読み上げ、応対した防衛省北関東防衛局と百里基地の職員は「大臣に伝える」と述べました。
参加者から、「今回の訓練はタイプII(6~12機、8~14日間)と聞いているが、米軍から5機、自衛隊が8機で計13機と想定を超えている」と質したのに対し、自衛隊側は「自衛隊も4機ずつに分かれるし、いつも全部そろって動くわけではないと思う」と回答。
「それでは『何機に増えても良い』となるではないか」と怒りの声が出されました。
地元から参加した人は、「以前、アメリカ兵が大勢で車に乗り込んで、顔を真っ赤にして運転していた。飲酒運転などとても心配。基地の外で飲酒することはやめてほしい」と不安をぶつける場面もありました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年3月13日付より転載)

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