「脱原発」女性団体と 塩川衆院議員が懇談 ひたちなか

日本共産党の塩川鉄也衆院議員は19日、茨城県ひたちなか市内で、東海村とひたちなか市を中心に活動する市民の会のメンバーと懇談しました。
うの周治衆院茨城4区候補が同席しました。
同市民の会は、東海第2原発を抱える東海村や隣接するひたちなか市などで「脱原発」を掲げて活動しています。
懇談の席上、東日本大震災の翌日に茨城県北部の被災地を調査に訪れた塩川衆院議員は、被災者救援や福島第1原発事故について、国会内外でのとりくみを紹介。
同市民の会のメンバーが次々に発言し、「放射能が心配でも、原子力施設や原発メーカーに働いている人の家族は『廃炉』と言えない状況だ」「農産物の生産者と消費者が対立するのはよくないと思う」などと訴えました。
塩川氏は「(農産物などの)損害については、国や東電に補償を求め、国民全体を守っていかなければならない」と強調しました。
同市民の会のメンバーからは、「マスコミは真実を報道していない」「東京の人たちも東海第2原発の危険性に着眼してほしい」などの意見も出され、塩川氏は「原発が立地している、この地での運動が大切です」と激励しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2012年8月22日付より転載)

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