衆院厚労委 劣悪労働調査求める つくばエクスプレス トラブル相次ぐ 高橋議員が告発
日本共産党の高橋ちづ子議員は3月12日の衆院厚生労働委員会で、首都圏新都市鉄道・つくばエクスプレスで相次いでいるトラブル問題を再度取り上げ、その背景に劣悪な働かされ方があるとして、調査を求めました。
「駅係員などは11日、12日連続勤務」「事務室で倒れていた」。
内部告発をもとに高橋氏は、人手不足による長時間労働や休みが取れない労働実態を告発しました。
田村憲久厚労相は、「訴えがあれば立ち入り調査する」と答弁しました。
高橋氏が、北陸自動車道SAでの夜行バス事故でも連続勤務が問題視されており、“安全と労働条件は一体だ”として国土交通省と連携した対策を求めたのに対し、田村厚労相は「重要な視点であり、労働条件の改善に取り組みたい」と述べました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年3月18日付より転載。動画[冒頭から約13分]、関連記事はこちらから)