茨城・西部に新中核病院 関係市間で建設予定地など合意 共産党県議の質問がきっかけ

茨城県西部に位置する筑西市(須藤茂市長)と桜川市(大塚秀喜市長)が計画している新中核病院の建設場所を「筑西市養蚕地区」と決めた合意文書への調印式が12月13日、筑西市内で開かれました。

合意文書を掲げ、握手を交わす須藤茂・筑西市長と大塚秀喜・桜川市長(左から)=12月13日、茨城県筑西市

合意文書を掲げ、握手を交わす須藤茂・筑西市長と大塚秀喜・桜川市長(左から)=12月13日、茨城県筑西市


筑西市・桜川市を含む医療圏では慢性的に医師や医療機関が不足。
両市は、300床規模の新中核病院建設に向けて協議してきましたが、建設場所などをめぐり調整が難航していました。
9月の県議補選筑西市選挙区(被選挙数1)で、「新中核病院の建設」を公約にかかげて当選した日本共産党の鈴木さとし県議が初の一般質問で「県の積極的関与で建設実現を」と迫り、橋本昌知事から「再生基金活用の期限延長を国に強く働きかけていく。議員の指摘を踏まえてやれることは何でもやっていく」との答弁を引き出しました。
その後、両市、医療関係者などでつくる代表者会議が発足し、協議を重ねてきました。
鈴木さとし県議の話
新中核病院建設は住民の悲願です。建設場所が決まったことはうれしい。関係者の努力に敬意を表します。引き続き建設実現をめざしてがんばります。
(「しんぶん赤旗」 2013年12月14日付より転載)

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