平和の波 地域から 核兵器禁止条約発効へ署名呼びかけ 水戸

被爆75年の8月6日、ヒバクシャ国際署名やスタンディングなど核兵器廃絶を求める「平和の波」行動が各地で取り組まれました。
水戸市のJR水戸駅南口では、原水爆禁止茨城県協議会と新日本婦人の会茨城県本部のメンバーら10人が、「ヒバクシャ国際署名」への協力を呼びかけました。

県原水協の加藤岑生会長は、核兵器禁止条約が、被爆者が長年求めてきた核兵器廃絶を実現する歴史的な条約だと力説。
「ヒロシマとナガサキを再現させてはならない。条約の発効には一人ひとりの意思表示が大きな力になる」と訴え、署名を呼びかけました。
県新婦人の河野恭子会長が、「条約を実現させ、核廃絶の声をさらに広げよう」と訴え、「被爆者の願いを日本から世界に発信しよう」「平和を脅かす武器の爆買いをやめさせよう」など、リレートークが続きました。
署名に応じた男子高校生は、「核兵器の存在自体が怖いし、なくなってほしいと思う」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2020年8月7日付より転載)

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