原発廃炉めざそう 金曜行動 各地で 茨城
茨城県東海村の日本原電東海第2原発の廃炉と原発ゼロを求める約40人が9月13日夜、水戸市の日本原電茨城総合事務所が入居する県開発公社ビル前で、「東海第2の再稼働反対」「原電茨城恥を知れ」などの唱和を響かせました。
この日で通算55回目の金曜行動になりました。
参加者らは次々にマイクを握り、「福島の人たちを置き去りにしたままで、オリンピックの東京開催はどうなのか」「安倍(首相)がオリンピック東京招致で世界に向けて発言した通り、福島第1原発をコントロールさせよう」などのスピーチが続きました。
日本共産党の大内久美子県議は、9月8日に投開票された知事選に言及。
「橋本知事は東海第2原発について、自分の考えは何も言わなかった」と批判。
「廃炉をめざして、ともにがんばろう」とあいさつしました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年9月15日付より転載)