復興に欠かせぬ議席 茨城・北茨城市議選あす告示
茨城県北茨城市議選(定数20、2減)は3月17日告示(24日投票)されます。
日本共産党は鈴木やす子予定候補(56)=現=を立て、議席確保に全力をあげます。
3人オーバーの23人の立候補が予想されています。
この間、日本共産党の提案が市政を動かしてきました。
東日本大震災で甚大な被害を受けた同市では、復旧・復興が大きな課題です。
「被災者が安心して暮らせる住まいを」との党の提案が実り、100戸余の復興住宅が建設されることになりました。党の提案で実現した住宅リフォーム助成制度は震災被害住宅の修繕にも活用されています。
東海第2原発の廃炉決議の採択でも、党は大きな役割を果たしました。
現在小学校3年生までの医療費無料制度も、この4月から小学校卒業まで拡大されます。
鈴木予定候補は、防災対策の充実や放射線量の測定と線量の高い地域の除染、住宅リフォーム助成制度の拡充などの政策を訴えています。
前回市議選は無投票となり、日本共産党は2議席を獲得しました。今回、昨年暮れの衆院選に立候補した福田明前市議(現在地区委員長)が引退します。
告示を前に、「1人立候補なら共産党は大丈夫」という根拠のない楽観論も流されています。
日本共産党は、「震災からの復旧・復興になくてはならない党議席をなんとしても」とよびかけています。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年3月16日付より転載)