地域産業伸ばす財政に 茨城県知事選 田中しげひろ候補が決起集会
茨城県知事選(8月21日告示、9月7日投票)に立候補した「いのち輝くいばらきの会」の田中しげひろ候補は8月21日、水戸市内で決起集会を開きました。
推薦する日本共産党の岩渕友参院議員と江尻加那県議が応援演説しました。
田中氏は、現職の大井川和彦知事がパーティー券収入のうち、2,500万円を自民党県連に寄付したことにふれ、「自民党丸抱えの県政。これではまともな清潔な政治はできない」と強調。
「税金の使い方が問題。全国8位の財政力を県民のために使うこと。農業をはじめとする地域産業を発展させていきたい」と語りました。
岩渕氏は、「知事が変われば必ず県政は変わる」と強調し、岩手県の達増拓也知事の東日本大震災後の被災者支援や、中小企業支援制度の拡充などの取り組みを紹介。「県民の立場で考え、動くことができることがとても大事なことだ」と訴えました。
江尻氏は、県議会で自民党が65%を占めている実態にふれ、「県庁でのパワハラの真相解明をはじめ、県民の暮らしと福祉を守る田中候補の政策を一人でも多くの人に広げていきましょう」と呼びかけました。
(「しんぶん赤旗」2025年8月23日付より転載)