総選挙・つくば市議選の結果について(2024年10月29日)
総選挙・つくば市議選の結果について
2024年10月29日 日本共産党茨城県常任委員会
県民のみなさん、「しんぶん赤旗」読者、後援会員、党員のみなさん。10月27日投票でたたかわれた総選挙、つくば市議選に大きなご支援をいただきありがとうございます。
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総選挙の結果は、自民党・公明党を過半数割れに追い込み、選挙戦後半は、「しんぶん赤旗」が「自民党非公認の候補に2,000万円を政党助成金から支給」をスクープし、金権腐敗の自民党を窮地に追い込みました。国民が自民党政治に代わる新しい政治を模索し、探求するプロセスが始まったことを示すものです。
日本共産党は、「清潔な政治」「暮らし優先へ」「平和外交を」「CO²ゼロに」「ジェンダー平等社会の実現」の5つのチェンジで、自民党政治をこう変えるという対案を示したたかいました。
また茨城では、「稼働から46年が経つ東海第二原発は直ちに廃炉に。再生可能エネルギーの普及でCO²排出ゼロ社会を」、「航空自衛隊・百里基地の先制攻撃・基地強靭化やめ、話し合いによる平和外交に」と、平和で住みよい茨城県への提案を行ってきました。
同時に行われたつくば市議選では、「議員報酬(給与)を年220万円も引き上げる一方で、水道料金を約2割も値上げすることに反対」と、日本共産党つくば市議団の実績と公約を訴えたたかいました。選挙戦でかかげた公約実現へ、みなさんと力をあわせ全力をあげる決意です。
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選挙戦の結果は、沖縄1区で赤嶺政賢氏の宝の議席を守ることができましたが、比例代表選挙では、改選9議席から7議席へ後退させる結果でした。北関東ブロック(定数19)では塩川鉄也衆院議員の議席を確保することができましたが、2議席奪還にはいたりませんでした。茨城県の比例得票は61,674票(5.10%)で、直近の国政選挙である2022年参議院比例62,998票(5.70%)に及びませんでした。
つくば市議選は定数28に46人が立候補する多数激戦となりました。改選2議席を3議席に伸ばす目標でしたが、山中まゆみ候補(3,867票=6位)、橋本けい子候補(1,861票=30位)、佐藤せつ子候補(1,756票=31位)と1議席に後退する結果となりました。
日本共産党にご支持をお寄せいただいたみなさんに、心からのお礼を申し上げるとともに、ご期待にこたえる結果をだせなかったことに、おわびを申し上げます。党内外のみなさんのご意見に耳を傾け、今後のたたかいに生かし、来るべき国政選挙では、必ず反転攻勢に転じていく決意です。
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「自民党政治を変えたい」と願う方々から、党派を超えて、「間違いなく赤旗のスクープが追い風になった選挙結果だったのに共産党の議席が伸びなかったことが悔しい。力になりたい」と、「しんぶん赤旗」の購読申込みが急増しています。
茨城県委員会は、選挙戦の結果を真摯に受けとめるとともに、一歩でも社会を前にすすめるために、世代的継承を中軸にした強く大きな党づくりに全力をあげ、来年の県知事選、参院選、中間選挙で勝利するために全力をつくす決意です。