参院選茨城選挙区の予定候補者 大内くみ子を発表します(2022年1月27日)

日本共産党茨城県委員会は1月27日、今年の夏に行われる参院選茨城選挙区に党公認として大内くみ子(県副委員長、元県議)を擁立することを決めました。

茨城民報2022年1月28日号表 茨城民報2022年1月28日号裏

茨城民報2022年1月28日号(PDF)

今年の参議院選挙茨城選挙区の予定候補者・大内くみ子を発表します

2022年1月27日 日本共産党茨城県委員会

日本共産党茨城県委員会は、今年行われる参議院選挙・茨城選挙区(定数2)に党公認候補者として、大内くみ子(党県副委員長・元県議)を擁立し、自公政権と対決し、勝利・躍進をめざすことを決定しました。

(1)参議院選挙で、日本共産党は次の目標に挑戦します

第一は、市民と野党の共闘をさらに発展させ、参議院で改憲勢力の3分の2獲得を許さず、さらに自民・公明とその補完勢力を少数に追い込むことをめざし、政権交代への足掛かりをつくります。

全国32の1人区は、最大限、野党統一候補を擁立してたたかい、その勝利をめざします。
複数定数区と比例区では、野党が競い合って自民・公明とその補完勢力とたたかい、与党勢力を少数に追い込んでいきます。

第二は、日本共産党の躍進を必ず勝ち取り、衆議院比例票の416万票を起点に反転攻勢に転ずる選挙にしていくことです。
比例代表の目標は、今回の参議院選挙では「650万票、10%以上」──比例5議席の確保を目標とし、「全国は一つ」でこの実現に向かって奮闘します。茨城県では「11万票、10%以上」とし、北海道・東北・北関東が担当地域の、いわぶち友参院議員をはじめ、5人の比例代表予定候補者の全員当選をめざします。

第三は、12月の茨城県議選では、現有2議席の確保と議席増をめざし、参院選と一体・相乗的にとりくみ、党躍進の流れをつくります。

(2)岸田政権と正面から対決し、新しい日本をつくる

日本共産党は、岸田政権と正面から対決し、政権交代をめざし、国民が安心して希望をもって暮らせる新しい日本をつくるため全力をあげます。

新型コロナのオミクロン株から国民の命をまもることは最優先課題です。岸田首相のコロナ対策は、ワクチン3回目接種、検査や医療・保健所体制の強化が遅れ、米軍基地が水際対策の「大穴」となりました。

岸田首相の「新しい資本主義」は、破たんした「新自由主義」を継続し、財界応援の政治をひどくする中身です。同時に「新自由主義」の弊害を言わざるを得なくなったことは新たな矛盾を抱えることになりました。歴代自民党政権がもたらした「新自由主義」の転換が求められています。

「新自由主義」は、雇用の破壊、社会保障の削減、不公平な税制、地域を支えてきた農業を壊してきました。日本社会を「自己責任」押し付けの“冷たい社会”にするとともに、「賃金が上がらない」「成長できない」など、“もろく弱い経済”にしてしまいました。

日本共産党は、雇用・社会保障・税制・環境・農業・ジェンダーなど、あらゆる分野で「新自由主義」を根本から転換して“やさしく強い経済”をめざします。

岸田首相が敵基地攻撃能力の保有検討を打ち出し、「対米公約」したことはきわめて重大です。アメリカに追随して日本を「戦争する国」にしてはなりません。

日本共産党は、憲法9条を生かした平和外交をすすめます。ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国と手を携え、東アジアサミットの枠組みを活用・発展させて、東アジアの平和を築きます。

(3)政策の柱

先の総選挙で掲げた野党共通政策の実現に力をつくすとともに、以下の内容を大きな柱とする政策を訴えます。

  1. コロナ禍のもとで、国民の苦難軽減という立党の原点に立って、命と暮らしを守る。
    医療・介護・教育・保育の現場などPCR無料検査を拡充させます。10万円給付の対象を大幅に拡大し、事業者への支援を強めます。社会保障予算を拡充し、医療や保健所の体制強化をはかります。医療・介護・保育などケア労働の待遇を改善します。
  2. 新自由主義の弊害を乗り越え、やさしく強い経済をつくる。
    労働法制の規制緩和を改めます。「減らない年金」を実現します。大企業と富裕層へ応分の負担をはかり、消費税を5%に減税します。中小零細業者やフリーランスを苦しめるインボイス制度の導入を中止します。所得補償・価格保証など農業経営を支援し、無制限な輸入に歯止めをかけ、食料自給率を引き上げます。
  3. 「9条守れ、憲法生かせ」を掲げ、草の根からの国民的な運動で憲法破壊のくわだてを止める。
    核兵器禁止条約に参加することを求めます。
  4. 気候危機打開のための国民的な運動をおこす。
    東海第二原発の再稼働を許さず廃炉をめざします。2030年度までにCO²の最大60%削減(10年度比)をめざします。石炭火力発電からの撤退を求めます。
  5. ジェンダー平等を求める運動と連帯を広げ、この課題を国政の中心課題にすえさせる。
    選択的夫婦別姓制度を実現します。男女間の賃金格差を是正させます。意思決定の場に女性を増やします。

(4)県民の願いを国政に届ける大内くみ子

福祉・暮らし・教育の充実に全力、ジェンダー平等のさきがけ

25歳から水戸市議5期・茨城県議5期と地方議員40年、一貫して「弱い立場の人にこそ政治の光を」が政治信条。保育所の増設や児童相談所の改善、子どもの医療費無料化、少人数学級などを実現してきました。県議会では保健所の削減に反対し、公衆衛生の体制充実を求めました。女性議員として、男女平等、福祉とくらしの充実、豊かな教育を求めて住民とともに前進させてきました。ジェンダー平等を自ら体現し、先駆けてとりくんできました。

税金の無駄遣いをチェック

県政唯一の野党議員として、 常陸那珂港や八ッ場ダム、霞ヶ浦導水事業などの大型公共事業や、大型開発を批判し、莫大な税金の無駄遣いを厳しくチェックしてきました。

原発再稼働反対の多数派世論形成に貢献

2011年3月の東日本大震災と東京電力・福島第一原発事故の以前から、原発の安全性について問題点を指摘してきました。原発事故後は、老朽・被災原発の東海第二原発再稼働反対・廃炉を求め、県民多数の世論をつくる先頭にたっています。
気候危機打開にむけ、原発も石炭火発もなくして、再生可能エネルギーへの転換をはかります。

市民と野党の共闘をさらに前へ

先の総選挙では、野党共闘で政権をめざす選挙に初めて挑み、県内野党や小選挙区候補者と懇談を重ねつつ、茨城4区・北関東比例ブロック重複候補として県内を精力的に駆け回りました。野党共通政策の実現に奮闘するとともに、自公政権をたおして新しい政治をと、市民と野党の共闘をさらに発展させていきます。

◆参議院茨城選挙区予定候補 大内久美子の略歴

大内久美子(おおうち・くみこ、72歳)
現住所 水戸市堀町
出身地 福島県須賀川市

略歴

最終学歴

1971年3月 茨城大学養護教諭養成所 卒業

職歴

1971年 4月~こばと保育園で保育士として勤務
1974年10月 こばと保育園退職

主な選挙歴・議員歴

1975年4月~水戸市議会議員(連続5期)
1995年1月~茨城県議会議員(連続5期)
2014年12月 衆議院茨城1区・比例区重複立候補
2015年4月 水戸市長選挙立候補
2017年10月 衆議院茨城1区・比例区重複立候補
2019年7月 参議院・茨城選挙区立候補
2021年10月 衆議院茨城4区・比例区重複立候補

党内役職

1968年6月 日本共産党に入党
1982年~現在 党茨城県東部地区委員
1985年~現在 党茨城県委員
1989年~97年 党茨城県東部地区常任委員
1997年3月~現在 党茨城県常任委員
2000年12月~現在 党茨城県副委員長
2010年1月~2020年1月 党中央委員

以上

茨城県議選の第1次公認予定候補者を発表します

日本共産党茨城県委員会は、1月6日に開催した県委員会総会において、今年12月に行われる茨城県議会議員選挙の第1次公認予定候補者として以下の2名を擁立することを決定しましたので、発表します。

◆水戸市・城里町選挙区(定数6)
江尻かな(48歳)現職

プロフィール
1973年徳島県生まれ
筑波大学芸術専門学群・建築デザイン卒業
寿小学校PTA会長
2003年に水戸市議初当選(3期)、現在県議2期目
水戸市平須町在住

◆つくば市選挙区(定数5)
山中たい子(70歳)現職

プロフィール
1951年福島県生まれ
日本大学II部法学部新聞学科卒業
新日本婦人の会・母親運動に参加
1984年桜村議初当選(1期)・つくば市議(4期)、現在県議通算4期目(党県議団長)
つくば市倉掛在住

以上

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