政治革新へ出番の情勢 塩川鉄也氏が国会報告 茨城革新懇総会

水戸市で6月15日、平和・民主・革新の日本をめざす茨城の会(茨城革新懇)の第42回定期総会が開かれ、日本共産党の塩川鉄也衆院議員が国会報告を行いました。

開会あいさつで田中重博代表世話人(茨城大学名誉教授)は、「4月の衆院3補選での野党の勝利は、共闘分断攻撃を乗り越え、市民と野党の共闘の再構築が可能なことを示した」と強調しました。

塩川氏は、自民・公明両党と日本維新の会が合意した政治資金規正法改正案について、「肝心かなめの企業・団体献金の禁止がなく、不透明な政策活動費の廃止もない。規正法の中核部分である公開の原則も後退させる重大な改悪だ」と批判し、「世論と運動を広げ参院での廃案を」と訴えました。

来賓の二見伸明氏(元公明党副委員長)は、「県内で地域革新懇ゼロの地域をなくそう」と呼びかけました。

上野高志党県委員長は、「自民党政治が末期的状況に陥り、新しい政治が切望されている。政治革新へ革新懇運動の出番の情勢だ」と述べました。

討論では民青同盟や、茨城労連、茨商連、農民連、新婦人、原水協などの代表が、要求運動や草の根での取り組みを発言しました。

(「しんぶん赤旗」2024年6月22日付より転載)

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