新型コロナ 社会的検査、どこまで進んだ

医療機関・高齢者施設、障害者施設などでの新型コロナの「社会的検査」が重症者を減らし、医療への負担を軽減する上で重要です。茨城県での実施状況を紹介します。

茨城県はクラスターの発生を抑える必要がある「福祉施設」として、▽特別養護老人ホーム▽介護老人保健施設▽有料老人ホーム▽障がい者支援施設▽サービス付き高齢者向け住宅─の約850施設の従事者約3万人余を対象に、抗原簡易キットを活用した検査を実施する方針を示しています。

県は2020年11月にも、土浦市で市内の入所施設650か所の従事者1,800人を対象に、唾液による抗原定量検査を実施。
県によると、54施設で約2,500人が検査を受けたとしています。

(「しんぶん赤旗」2021年3月10日付より転載)

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