百里基地反対ともに 初午まつり開く 茨城・小美玉

航空自衛隊百里基地(茨城県小美玉市)に隣接する百里平和公園で2月11日、基地のない社会を願う毎年恒例の「百里初午(はつうま)まつり」が開かれました。

新型コロナ対策をとりながら、多くの人が平和の歌を響かせました。

百里基地反対同盟の梅沢優さん(71)が、「百里は日米共同訓練場になっているが、ここ最近は行われていない。(基地のある)北海道や沖縄とも一体になって反対運動を進めていきたい」とあいさつ。
百里基地訴訟弁護団の谷萩陽一弁護士が、公園があることで基地内の誘導路を「く」の字に曲げていることに触れ、「目に見えない憲法や人権を可視化し、『ここに憲法がある』と実感したのが百里のたたかいだ」と力説。
内藤功・百里基地訴訟弁護団長のメッセージを代読しました。

日本共産党の地方議員らも参加。
大内くみ子県副委員長(衆院北関東比例予定候補)が、「政権交代で核兵器禁止条約に署名・批准し、原発ゼロの決断、命と暮らしを一番大事にする政府をつくろう」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2021年2月13日付より転載)

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