原発問題 “自分のことに” 茨城・東海村が講演会

茨城県東海村で9月19日、村主催の講演会「原発問題を自分のこととして考えるとは?」が開かれ、198人が参加しました。

この催しは、中国電力島根原発を抱える島根県松江市で、無作為に選ばれた市民同士が原発について対話する取り組み「自分ごと化会議」を東海村でも企画しようと開かれたもの。
東海第2原発を抱える東海村では、再稼働をめぐる住民の意向把握が課題になっています。

パネリストの福嶋浩彦・中央学院大学教授は、「意見の違う人が集まって信頼関係のもとに合意していく社会が必要」と指摘。
「市民参加で誰でも言いたいことを言えるのが大原則だ」と話しました。

コーディネーターの政策シンクタンク「構想日本」の伊藤伸氏は、「原発問題を身近な政治や行政に任せず、自分ごととしてとらえることが目的だ」と指摘。
「自分ごと化会議」での議論を提案書としてまとめ、山田修村長への提出を検討するとしています。

集会後の会見で、山田村長は再稼働をめぐり、「新しい村民意見の取り方だ」とし、提案書については「再稼働の判断には直結しない」と述べました。

(「しんぶん赤旗」2020年9月25日付より転載)