官邸前行動に各地で呼応 「原発いらない」声響く

首都圏反原発連合が呼びかける毎週金曜日の首相官邸前抗議行動に連帯して10月19日、群馬、栃木、茨城など各地の秋の夜空に、「原発いらない」「政治をかえよう」などの唱和が響き渡りました。
廃炉しかない 水戸
東海第2原発(茨城県東海村)を有する日本原電茨城総合事務所が入居する水戸市の県開発公社ビル前では、50人余が集まりました。
この場所での行動は12回目。
参加者は、同時間帯に行われている県内各地の行動にエールを送り、「東海第2再稼働反対、トラブル続きの老朽原発、廃炉を決めて安心させろ」「(自分の頭で)決断できない(橋本昌)知事などいらない」などと声を合わせました。
マイクを握った常陸太田市の男性は、「東海第2原発から10キロ圏内。事故が起きたら住めなくなる。人間が制御できない原発は廃炉にするしかない」と力を込めて訴えました。
「解散・総選挙で『原発ゼロ』を実現する政治をつくろう」などのアピールに続き、日本共産党の大内久美子県議と梅沢田鶴子衆院茨城2区予定候補が「原発即時ゼロ」をめざしてともにたたかう決意を述べました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2012年10月21日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。)

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