過大な新市民会館計画 白紙に 「市民の会」が総会 水戸
「新・水戸市民会館計画を白紙にもどし、市民の声を反映させる会」(田中重博共同代表)は1月25日、水戸市内で第5回総会を開き、77人が参加しました。
田中共同代表は、「353億円に膨れあがった市の計画に、多くの市民は疑問と不安を持っているが、諦めている人も多い。建設断念へ宣伝と対話を進めよう」と呼びかけました。
谷萩陽一弁護団長は、市民会館建設への公金支出差し止めを求めて昨年12月に起こした住民訴訟の意義を強調。
「水戸市長の行為は地方自治法と地方財政法の最小経費原則に違反している」と述べました。
日本共産党の田中真己市議、中庭次男市議、土田記代美市議が議会報告を行い、岩清水理・市民の会事務局長が会の方針を提案しました。
参加者から、「台風19号の被害が大きかったが、市の見舞金はわずか。困っている人のために予算は使われるべきだ」などの意見が出されました。
(「しんぶん赤旗」2020年1月31日付より転載)