「不安な東海第2原発なくして」 市民団体、サンタ姿で宣伝 水戸
東海第2原発(茨城県東海村)の廃炉をめざす県内の団体などでつくる「さよなら原発いばらきネットワーク」(丸山幸司共同代表)は12月14日、JR水戸駅南口で「STOP!東海第2原発クリスマス宣伝」を行いました。
サンタの帽子を身に着けた参加者が、運転開始40年を超えた東海第2原発再稼働の危険性を訴え、さよなら原発いばらきネットワークの中山弘子さんが「原発30キロ圏内の94万人が安全に避難することはできない。東海第2を動かさないことが一番の安全対策だ」と呼びかけました。
日本共産党の江尻加那県議と大内久美子党県副委員長は、「日本のどこにも原発はいらない。脱原発・脱炭素ヘエネルギー政策の転換を」(江尻氏)、「原発は廃炉にという県民の気持ちは一つ。再稼働ストップの声を大きく広げよう」(大内氏)と訴えました。
男子高校生(18)は、「福島の原発事故で亡くなった人もいる。東海村の原発は不安だし、止まったままなくなってほしい」、水戸市の男性(53)は、「東海第2の事故は首都圏も犠牲になる。絶対廃炉にしてほしい」と話していました。
(「しんぶん赤旗」2019年12月15日付より転載)