新たな「安全神話」いらぬ 原発ゼロへ各地で行動 水戸

首都圏各地で2月8日夜、原発ゼロをめざす首相官邸前での行動に呼応した宣伝や集会、パレードが取り組まれました。
水戸市では、日本原電茨城総合事務所が入居する県開発公社ビル前で、約40人が日本原電東海第2原発(東海村)の廃炉や脱原発を求める26回目の金曜行動に取り組みました。
参加者はスピーチで、「外国の人たちは、『原発は高い技術力を持っている日本でさえ制御できない危険なもの』とみている。原発におびえることのない社会をつくっていこう」、「採算が合うか合わないかの問題ではない。人間が制御できないなら、原発から撤退する以外にないではないか」などと訴えました。
日本共産党の大内久美子県議は、「高校3年まで福島で生活していた」と述べたうえで、福島第1原発事故で日常生活を奪われてしまった福島の人たちに思いをはせ、「原発の新たな『安全基準』をつくるというが、それは“新たな『安全神話』”をつくるだけだ」と訴え、「原発ゼロ」社会の実現をよびかけました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年2月10日付より転載。今後の予定については「脱原発ネットワーク茨城」のページ、「原電いばらき抗議アクション」のツイッターなどをご覧下さい。)

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