JCOによる「低レベル放射性廃棄物焼却炉に関する住民説明会」のお知らせ

JCOによる「低レベル放射性廃棄物焼却炉に関する住民説明会」が以下のように行われます。
●東海村民向けの説明会(終了)
2012年10月27日(土) 19:00~ 石神コミュニティセンター 多目的ホール
2012年10月28日(日) 19:00~ 舟石川コミュニティセンター 会議室1-3
●那珂市民向けの説明会は
2012年11月3日(土) 19:00~ JCO東海事業所内会議室
「住民説明会」に多くのみなさんの参加をよびかけます。
放射性廃棄物焼却炉の設置に関し、多くの住民団体が安全性に疑問をもち、さまざまな要望と説明を求めてきました。
日本共産党茨城県委員会と「茨城県原発を考える会」も9月6日にJCO東海事業所を訪れ、桐嶋健二社長、東海林敦東海事業所長などから説明を求め、計画中止を申し入れました。
誰でも参加できる説明会の実施を
この中で日本共産党は、「JCOから350メートル以内などの限定をやめ、だれでも参加できる説明会の実施」を要望しました。
桐嶋社長は、「みなさんのご意見を踏まえて、どのように説明会を行うか検討している」「8月28日付けで文部科学省の施設設置許可書を受領した。工期は8か月ですが、説明会との関係で開始時期は未定です」と答えました。
今回の説明会は、350メートルの制限はありません。
人口密集地での焼却計画の中止を
日本共産党は、「JCO周辺は民家やお店があり、国道・県道も近く、住宅付近での焼却に不安が広がっています。JCO敷地での焼却計画は中止して欲しい」と要望しました。
桐嶋社長は、「早く処理した方が住民のみなさんが安心してもらえると思う」「固形物については、他のところで処理してもらうことも検討している。液体は、現状では、自社でやらなくてはならない」と述べました。
日本共産党は、「廃棄物の処理についても国民合意の処理基準は未確立であり、安全性に対する厳しい基準が必要です」とのべ、「住民合意のない工事着工は中止してほしい」と求めました。

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