東日本大震災から8年 原発ゼロへ行動 東海第2原発再稼働ストップを

東日本大震災から8年の3月11日、犠牲者を追悼し、原発再稼働と9条改憲に反対する集会「さよなら原発!守ろう憲法!昼休み集会&パレード」がつくば市で開催され、約100人が参加しました。

アピールする集会参加者ら=3月11日、茨城県つくば市


主催者あいさつした山本千秋さん(「戦争をする国づくりNO@つくば」)は、福島原発事故が起きてもなお再稼働を進め、戦争する国づくりを狙う安倍政治を批判。「原発推進も9条改憲も根は一つ。市民と野党の共同を深め、一刻も早く安倍政権退陣を」と訴えました。脱原発ネットワーク茨城の小川仙月さんが、「原発は本質的に危険なものだ」と強調し、原発をやめて別のエネルギー政策をとるのが正しい道だと指摘しました。
参加者らは集会後、「東海第2の再稼働反対」「憲法9条守れ」「被災者の生活を支援しろ」などコールしながら市内を行進。
「震災を風化させてはいけないと、気持ちを新たにすることができた」(60代女性)、「原発がなければ、危険な放射能の心配をしなくてすむ。東海第2はすぐにでも廃炉にしてほしい」(25歳男性)、「ウソをつき続ける今の政治は許せない。誰も望まない改憲と原発再稼働には反対です」(69歳女性)など、参加者が震災当時を振り返りながら感想を話していました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2019年3月12日付より転載)

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