茨城県議会が開会(8/31~9/27)高校エアコン設置など事業へ
茨城県議会第3回定例会が8月31日開会されました。会期は9月27日までの28日間。日本共産党の上野高志議員が9月12日の一般質問に登壇し、県政全般にわたって知事はじめ執行部の考えをただします。
提出議案は総額132億8200万円にのぼる一般会計補正予算案など予算関係5件、条例その他16件、認定、報告各1件の計23件です。
主な事業は、大阪北部地震で学校のブロック塀が倒壊して死亡事故が起きたことを踏まえ、県立学校などの県有施設のブロック塀撤去・改修などの安全対策(16億2000万円)、県立高校25校368教室へのエアコン設置(10億8000万円)など。
県立高校へのエアコン設置をめぐっては、学校の統廃合で閉校が決まっている鉾田農(閉校2019年度末)、佐竹(同20年度末)、坂東総合(同21年度末)の3校については予算措置されませんでした。このため県高等学校教職員組合(茨高教組)は、県教委に「来年度は3校とも在校生がいる」として、エアコン設置を求めました。担当課は「別途設置方法を検討している」としています。
提出議案の説明に立った大井川知事は企業誘致や茨城空港の就航対策・利用促進に引き続き取り組んでいく考えを示しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2018年9月1日付より転載)