衆院北海道5区補選 元自衛官・井上圭一土浦市議 命守る池田まき氏の勝利訴え
衆院北海道5区補選で、戦争法廃止を訴え、市民と野党が推す池田まき氏の支援へ、元自衛官で日本共産党土浦市議の井上圭一氏が4月9日、千歳市に駆け付け、市内すべての自衛隊官舎前に立ち、自衛隊員の命をないがしろにする安倍政権に審判をと訴えました。
千歳市の陸上自衛隊第7師団は、選挙直後の5月にPKO(国連平和維持活動)の交代要員として南スーダンに派遣されます。
「海外で戦争できる国」づくりの先頭に立たされる危険が増大しています。
この日までの自衛隊に向けた宣伝では、隊員が笑顔で手を振ることもありました。
佐藤仁・党千歳市議とともにマイクを握った井上氏。
いまも現役の同僚や後輩が千歳の基地にいると話し、「海外で殺し殺されるために入隊した隊員はいません。自衛隊の現場を知る人間として、戦争法に反対しています」と語りました。
官舎に向かって、「日本の防衛ではなく海外で自衛隊員が亡くなったとき、受け入れることができますか。改憲を狙う安倍首相についていく気持ちはありますか」と問いかけ、「自衛隊員の命を守ることができるのは池田氏」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」 2016年4月10日付より転載)