安倍政権の暴走止めよう 暮らし優先の茨城県へ 赤旗まつり会場で決起集会

茨城県議選(12月5日告示)まで1カ月余となった11月2日、茨城県の日本共産党は、第41回赤旗まつり会場(東京・夢の島公園)で決起集会を開きました。
参加者は、県議選での4議席への倍増、中間選挙、来春のいっせい地方選挙での躍進に向けて決意を固めあいました。
塩川鉄也衆院議員も駆けつけました。

集会には党支持者、後援会員らが詰めかけ、4人の県議予定候補が決意を述べるたびに声援や拍手が起こり、熱気にあふれました。
田谷武夫県委員長があいさつし、「県議選告示まであと1カ月。安倍政権の暴走にストップをかけ、全国のいっせい地方選挙での勝利と党躍進の流れをつくる選挙。暮らし最優先の県政に転換するため、1日1日全力をあげて頑張りましょう」と訴えました。
塩川氏は、集団的自衛権の行使を容認する閣議決定の強行や東海第2原発など原発再稼働をねらう動きなどにふれて、「安倍政権の暴走に対決できるのは、日本共産党だとはっきりさせる絶好の機会が今回の茨城県議選です」と述べ、ともにたたかう決意を表明しました。
水戸市の女性(30)は、「県民の暮らし・福祉を充実する公約をきちんと掲げているのは共産党。街頭での宣伝やアンケートなどに取り組んで対話しながら、県政が大型開発中心で福祉を置き去りにしている実態や、共産党予定候補の政策や人柄を伝えて、支持を大きく広げたい」と語りました。

声届ける議席必ず 4予定候補が決意表明

第41回赤旗まつりで開かれた茨城県の共産党決起集会で、4人の県議予定候補者が決意を表明しました。その要旨を紹介します。(発言順)

江尻かな氏=新=(水戸市・城里町、定数6)

水戸市で11期連続44年間守り抜いてきた、県民の願いを届けるこの確かな議席を、大内くみ子県議からなんとしても引き継ぐために全力を尽くします。
水戸市の市議を12年務めてきました。その経験も生かして、安倍内閣の暴走政治への怒りの声と「なくそう原発、守ろう憲法」の声を広げ、県政を変えるため、全力を尽くします。

鈴木さとし氏=現=(筑西市、定数2)

筑西市は定数1減の2です。
現在、現職3人と新人で4人が立候補する見通しです。
定数2の議席の一角を共産党が占めることは全国を励まします。
筑西市にお住まいの友人、知人に支持を広げていただいて、なんとしても私をみなさんの代表として再び送り出してください。
県政を変える第一人者として頑張りたい。

山中たい子氏=前=(つくば市、定数4)

前回4年前に失った議席を、なんとしても取り戻したい。
今回の県議選は、2議席から4議席へと倍増を果たして、共産党躍進の流れを確かなものにして来春のいっせい地方選挙へとつなぐ大事な役割も担っています。
4議席を必ず勝ち取るため、全力で頑張りたい。

上野たかし氏=新=(取手市・利根町、定数3)

定数3で必ず勝ち抜きます。
2006年から共産党県南部地区委員長として働いてきました。
南部地区一丸となって、4議席へ躍進をつかみとりたい。
県政が見えないという声が住民から寄せられています。
「オール与党」による議席独占を許さず、市民の声を県政に届け、県民に身近な県政へ流れを変えたい。
なんとしても議席を倍増させ、共産党が議会運営委員会に入って、県民の声がもっと届く県議会をつくります。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年11月5日付より転載)

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