「軍事基地・大企業専用ふ頭」 新婦人と田中予定候補 茨城県知事選前に

茨城県知事選(8月22日告示)を前に、新日本婦人の会茨城県本部(河野恭子会長)は7月25日、「明るい民主県政をつくる会」の田中しげひろ知事予定候補(茨城大学名誉教授)とともに、現職の橋本昌知事が5期20年間にわたって推進してきた税金無駄遣いの現場を視察しました。

県担当者から説明を受ける田中しげひろ茨城県知事予定候補(左)と大内県議、その一行=7月25日、東海村

県担当者から説明を受ける田中しげひろ茨城県知事予定候補(左)と大内県議ら一行=7月25日、東海村


一行50人が大型バスで訪問。広範な県民が廃炉を求めている東海第2原発を有する日本原電の展示館も見学しました。
同行した日本共産党の大内久美子県議がそれぞれの事業概要などを詳しく説明。
大型開発を最優先する橋本県政の実態を浮き彫りにしました。
田中知事予定候補は、「『茨城空港』というが、戦闘機が配備されているのを見るとやっぱり軍事基地。常陸那珂港も大企業の専用ふ頭になっている。つくる必要があったのか」と指摘。
「無駄遣いをやめて、医療・福祉などを優先する県民本位の県政をつくりたい」と決意を新たにしていました。
取手市の女性(68)は、「原発も無駄遣いもやめると主張している田中さんを知事にしたい」と話し、つくば市の女性(51)も、「田中さんは地方自治に詳しい学者。知事になったらこれまでと違った県政をすすめてくれると思う」と期待を込めました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年7月27日付より転載)

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