消費税増税中止へ全カ 埼玉・茨城で 市田書記局長

日本共産党の市田忠義書記局長は12月9日、埼玉県所沢市と水戸市で、比例候補や各県の小選挙区候補者とともに、北関東ブロックで2議席への前進をと訴えました。
厳しい冷え込みのなか水戸駅南口前の公園には、各地から駆けつけた聴衆でいっぱいになりました。
市田氏は、「消費税増税は暮らしを壊し、消費を冷え込ませ、国の借金をいっそう増やす最悪の道だ」と指摘。
「日本共産党は、選挙後の国会に消費税増税中止法案を提出し、増税を中止させるためにがんばる」と訴えました。
消費税増税に頼らない別の道は—予算の無駄づかいを一掃し、大金持ちや大企業に応分の負担を求めることで、社会保障拡充の財源を確保することを提案した市田氏。
「身を切るというなら、政党助成金を返上してからモノをいったらどうか」「大企業がためこんだ内部留保のごく一部をまわすだけで、雇用と中小企業を守り、国民の所得を増やせる。これこそデフレ不況から抜け出す道だ」と語りました。
市田氏は、財界が拒むこうした改革は、「企業・団体献金を1円も受け取らない日本共産党だからこそできる」と強調。
「この党の躍進で、消費税に頼らない別の道、明るい希望ある道に踏み出そう」と訴えると、聴衆は大きな拍手で応えました。
(「しんぶん赤旗」2012年12月10日付より転載。なお、公選法の規定により「候補の動き」は掲載できません。ご了承下さい)

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