茨城県議選躍進へ決起集会 統一地方選勝利の流れ築く

来春の統一地方選の前哨戦となる茨城県議選(12月予定)での勝利・躍進をめざし、日本共産党県委員会は8月28日、全県決起集会をオンラインで開き、山中たい子県議、江尻加那県議と、前回失った取手市区の議席奪還に挑む佐野太一氏が決意を述べました。

県議選勝利へ「がんばろう三唱」する江尻県議ら

県議選勝利へ「がんばろう三唱」する江尻県議(中央)ら=8月28日、水戸市

上野高志県委員長は、県議選の結果が続く全党の地方選挙に直結してきた経過に触れ、現有議席の絶対確保と取手市区での勝利の意義を強調。
「政治不信や自民党への怒りが渦巻いている。6中総の実践を進め、党勢拡大とともに県議選躍進を勝ち取ろう」と呼びかけました。

山中県議団長は、物価高で暮らしの悲鳴が上がっているとし、「県民が待ち望む水道料金の引き下げや、学校給食の無償化を実現したい」と力説。
3期目をめざす江尻県議は、「住民の命より企業の利益を優先する原発こそ、新自由主義の象徴。県が反対すれば東海第2原発は動かせない。再稼働ストップへ貫きたい」と述べました。

産業カウンセラーとして労働者の相談活動や「生理の貧困」問題に取り組んできた佐野氏は、「誰もが自分らしく生きられる、公平な茨城県をつくりたい」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」2022年9月2日付より転載)

おすすめ