茨城県議選 生きづらさの声 県政へ 佐野太一氏が決意 取手市区
日本共産党茨城県委員会(上野高志委員長)は5月12日、茨城県庁内で記者会見し、12月に実施が見込まれる県議選の取手市区(定数2)に、産業カウンセラーの佐野太一氏(53)=新=を擁立すると発表しました。
佐野氏はこれまで、心理相談員として労働者の支援活動に関わりながら、生理用品を団体や個人に配るなど、「生理の貧困」問題に取り組んできました。
ボランティアによる食料支援が広がる中で、「本来、行政が困っている人に手を差し伸べるべきだ」と力説。
「貧困や格差のほか、性的マイノリティなど、生きづらさを抱える方の声を県政に届けたい」と決意を述べました。
上野氏は、「取手で自民党に2議席を独占させず、政治の転換を求める幅広い市民に支持を呼びかけたい」と強調しました。
会見には上野氏のほか、高木晶・党取手市委員長、山中たい子県議(つくば市区)、江尻加那県議(水戸市・城里町区)が同席しました。
[プロフィール]
都立第五商業高、東京愛犬専門学校卒。一般社団法人インテグリティ代表理事。産業カウンセラーとして労働者の相談活動に従事。現在、党市ジェンダー平等推進室長。
(「しんぶん赤旗」2022年5月13日付より転載)