茨城県知事選 9月5日投票 冷たい県政変える 田中しげひろ候補が訴え 梅村さえこ氏応援

9月5日投開票の茨城県知事選で、「いのち輝くいばらきの会」の元茨城大学副学長、田中しげひろ候補(無所属・新)は2日、取手市内で日本共産党の梅村さえこ前衆院議員の応援を受け、県政の転換を訴えました。

田中候補は、日本原子力発電東海第2原発(東海村)の再稼働について、現職知事が選挙中、「イエスでもありノーでもある」と発言していることを批判。「なぜノーと言えないのか。284万県民の命と暮らしを守るために再稼働を許さず、廃炉にすることを固くお約束する」と力を込めました。

コロナ対策では、いつでもどこでも県費でPCR検査ができ、自宅療養者が適切な治療を受けられる体制整備を力説。「税金の使い方を抜本的に改め、県民に冷たい県政を県民と一緒に変える」と訴えました。

梅村氏は、五輪・パラリンピックの学校連携観戦や東海第2原発の再稼働、福島原発事故の汚染水放出の問題で「国言いなりであいまいな態度の知事に県政は任せられない」と述べ、「田中さんを知事に押し上げ、県民に優しい県政に変えよう」と訴えました。

「いのち輝くとりでの会」の遠藤俊夫さんが、「県政を変え、コロナ対策の充実を」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2021年9月3日付より転載)

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