明日をひらく 衆院北関東ブロック(定数19)・茨城4区重複 大内くみ子 教育拡充へ経験生かす
「野党連合政権の実現で、憲法と暮らしを守る政治に全力を尽くす」。北関東ブロックで日本共産党3人目の比例予定候補として、茨城県内を駆け巡ります。
全国最年少の25歳で水戸市議に初当選し、40年間市議・県議として、3回の国政候補として要求実現の先頭に立ってきた、試され済みの政治家です。
「一人ひとりが人間らしく生きられるジェンダー平等社会をつくりたい」と訴えます。
「学童保育とは何ですか」―。議員なりたての頃、市議会議長に言われた一言です。女性も一人の人間として働き続けられる社会をと、保育所や学童保育の拡充を求めた経験を紹介し、「軍事費を削り、子育て・教育予算の充実を」と訴えています。
東海第2原発の廃炉も呼びかけています。茨城から原発ゼロ社会の実現をと訴え、「事故が起きれば暮らしも農業も地域経済も元には戻らない。原発をやめるという政治の決断が必要」と力説。4区は梶山弘志経産相との対決です。
かつて18カ所あった県内の保健所は半分に。「新型コロナウイルスの経験は命や暮らし、健康を守る上での政治の役割を鮮明にした」と訴え、「PCR検査の抜本拡充と医療体制の支援を求めたい」と力を込めます。
水戸市内で「日本学術会議への人事介入に抗議します」と訴えていた時です。聞いていた男性が「野党は今度こそまとまってほしい。野党共闘のためにも共産党が伸びてほしい」と期待を語りました。
おおうち・くみこ
1949年福島県須賀川市生まれ。茨城大学養護教諭養成所卒。水戸市議5期、茨城県議5期。現在、党県副委員長。
(「しんぶん赤旗」2020年11月2日付より転載)