茨城県議会 八ツ場ダム建設延長を可決 共産党は反対表明
茨城県議会第3回定例会は10月28日、一般会計補正予算案、八ツ場(やんば)ダム建設工事の4年間延長を認める議案などを原案通り可決して閉会しました。
採決に先立つ討論で、日本共産党の大内久美子議員は建設開始から43年経過した八ツ場ダム議案について▽人口と給水量が減少しており、新たな水源開発は必要ない▽洪水対策は河川改修費を増額すること▽建設予定地の地質が地すべりの危険と環境破壊が指摘されている▽事業費の大幅増額は必至─などと指摘。
「ムダなダムの象徴、八ツ場ダムは中止すべきだ」と強調し、反対を表明しました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年10月29日付より転載。大内久美子県議の一般質問全文は大内県議のブログをご覧ください。PDFはこちらから)