東海村議会開会 東海第2原発問題 「再稼働反対」2請願
茨城県東海村議会が3月1日に開会、日本原子力発電東海第2原発(東海村)に関わる請願2本が提出され、原子力問題調査特別委員会に付託されました。
いずれも東海第2原発の再稼働に反対する請願で、提出したのは「東海第2発電所の再稼働に反対する会」と「原発再稼働に反対する全国自治体議員の会」の2団体。
「反対する会」は、核燃料の装てんと再稼働を認めないことを、「自治体議員の会」は、実効性ある広域避難計画の策定はきわめて困難なことなどから、再稼働中止を求めています。
また同日開かれた特別委で、東海村の避難計画をめぐり、「策定に慎重を期すこと」などを求める請願の審査を実施。
再稼働に容認で、計画の早期策定をめざす最大会派「新政とうかい」の委員らは、この請願に反対の意見を述べ、採決を促しましたが、継続審査になりました。
次回の特別委は14日(月)に開催される予定です。
(「しんぶん赤旗」2022年3月2日付より転載)