「たくさんもらえたのがうれしい」 茨城大での食料支援に300人 水戸市
茨城大学水戸キャンパス(水戸市)で1月30日、「学生食料支援プロジェクト」(鈴木祐志代表)が主催する食材の無料提供会が行われ、約300人の学生が利用しました。「学生食料支援プロジェクト」による食料支援は、昨年に続き4回目。
大学生協や学生・教職員などもボランティアに加わり、野菜は全農や県農民連、地元企業などから寄せられました。
学生らはハクサイやキャベツ、果物、コメなどの食料品に加え、マスクや生理用品を袋いっぱいに持ち帰っていました。
前回に続き、2回目の利用だという教育学部2年の女子学生は、「果物をたくさんもらえたのがうれしい。飲食店のアルバイトでシフトも不安定なので助かります」と話し、教育学部3年の男子学生は、「予想以上にたくさんもらえた」、教育学部2年の女子学生は、「大学生活のスタートと同時にコロナになってしまった。普段節約しているので、来てよかったです」と笑顔を見せていました。
鈴木代表は、「コロナも好転が見通せない状況が続いている。学生も厳しい環境に置かれていると思うので、引き続き支援を続けていきたい」と話しています。
(「しんぶん赤旗」2022年2月1日付より転載)