住民投票 “反対を多数派に” 「市民の会」が集会 茨城・つくば
茨城県つくば市の「総合運動公園建設の是非を住民投票で問うつくば市民の会」は5月23日、住民投票（7月26日告示、8月2日投票）の成功に向けた市民集会を開きました。
住民投票の成功に向け、活発に意見を交換した市民集会=5月23日、つくば市
市が計画している総合運動公園（総事業費305億円）の賛否を問う住民投票条例案が5月12日の市議会本会議で可決されたのを受けて開催したもの。
投票は、基本計画にたいして「賛成」「反対」の二者択一です。
集会には約150人が参加。
「市民の会」代表の一人、山本千秋さんが「住民投票にこぎつけることができたのは市民の協力のたまもの。『反対』の多数派を形成しよう」と呼びかけました。
会場からは、「市の計画は白紙に戻して見直すべきだ」「投票率は5割以上をめざし、『反対』票を増やそう」「総合運動公園についての地区懇談会（市主催）に積極的に参加し、発言しよう」「305億円の予算があれば、他にどんな事業ができるか、などということを市民に知らせるビラの発行を」などの声が出されました。
（「しんぶん赤旗」首都圏版 2015年5月27日付より転載）