2013年11月14日、東海第2原発の再稼働中止と廃炉を求める7,242人分の署名(第7次)を橋本昌知事宛てに提出し、累計署名数は30万4063人分に達しましたが、「東海第二原発の廃炉をめざす県民センター」と「さよなら原発 いばらきネットワーク」は引き続き、「東海第二原発の再稼働阻止と廃炉実現」署名への協力を呼びかけています。
東海原発廃炉署名の訴え(2012年8月、PDF)
署名用紙(2012年5月、PDF)
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東海第2原発の再稼働阻止と廃炉実現へ署名のご協力を!
– 8月10日63,746筆の署名提出、合計23万6千筆に達し、
さらに30万筆へ積み上げましょう!
– 子どもたちの健康と希望のもてる将来のために!
県民の皆さん!
福島第一原発の大事故から既に1年半以上たったにもかかわらず、四つの原子炉には近寄れず、周辺の放射能汚染地域は除染の見通しも立っておりません。
避難者の帰還はもちろん、放射能汚染による農業・漁業等地域経済の立て直しにも光がみえません。
東海村にある東海第二原発は、昨年3月11日の東日本大震災により、危うく福島第一原発と同様の深刻な事態になるところでした。
東海第二原発から20km圏内には、福島の6倍の71万人が、30km圏内には94万人が暮らしており、全国一の人口密集地です。ここで同様の事故が発生すれば、想像を絶する被害の発生が予測されます。
東海第二原発は、運転開始から33年が経過し老朽化によるトラブルも頻繁に起きています。
他方、東海村には、JAEA核燃料サイクル工学研究所の再処理施設に超高濃度の放射性廃液が約400立方メートルもあり、廃液が海に漏れた場合は北半球海域に及ぼす影響は甚大で、人類の生存にかかわる事態ともなります。
地元東海村の村上村長は「東海第二原発」の運転再開に絶対反対の意見を表明し速やかな廃炉を求めています。
加えて8月現在、県内18市町村議会(土浦・古河・石岡・結城・高萩・北茨城・取手・牛久・つくば・鹿嶋・守谷・筑西・小美玉・常総・五霞・城里・美浦・阿見)で「東海第二原発の廃炉を求める意見書」が採択され、龍ヶ崎市議会では「県民の同意なき再稼働中止の陳情」を採択、他3市議会(水戸・常陸太田・かすみがうら)では請願趣旨の採択となり、いずれも政府・県に送られて、その主旨の実現を要求しています。県内の半数の市町村議会が東海第二原発の再稼働中止ないしは廃炉を求めているのです。
橋本昌知事宛ての「東海第二原発の再稼働中止と廃炉を求める署名」は既に23万6712筆に達しています。私たちは、ひきつづき、県民数十万人の署名を決意しました。
県民・団体の署名運動参加を心より訴えます。
2012年8月