経験伝え全国励ます 茨城豪雨被害3年 市民がつどい 常総市

2015年9月の豪雨で茨城県内を流れる鬼怒川の堤防が決壊し、甚大な被害を受けた同県常総市で9月9日、「水害から何を学び、何を今後に生かすか」をテーマに掲げた市民のつどいが開かれました。「常総市水害・被害者の会」とNPO法人「たすけあいセンターJUNTOS」が共催したもの。
NPO法人の横田能洋代表が、水害後、同市で人口流出が続き、空き家が増えていることなどから、復興の拠点として、地域住民が気軽につどえる「えんがわハウス」実現へのとりくみを紹介し、協力を訴えました。
「被害者の会」の染谷修司・共同代表世話人は、被災した住民らを支援するサポートセンターを立ち上げ、「被害者の会」結成に至るまでの経過やその運動の成果を報告。「どんな制度が適用されるかどうかではなく、被災者の切実な要求を解決する、という立場で支援することが大切なことを阪神・淡路大震災の教訓から学んだ」、「地元住民がサポートセンターの“核”になってくれたことで、継続的な活動ができた」と振り返りました。
そのうえで、「全国各地で災害が起きている。私たちの経験を全国のみなさんに伝え、励ましていくことが大事」と語りました。
会場からは、被災者が国の責任を問い、損害賠償を求めている裁判への支援が呼びかけられました。
(「しんぶん赤旗」首都圏版2018年9月12日付より転載)

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