01年以降最多票 選挙区倍加 比例区1.5倍 約3万票増
日本共産党は、茨城県内の比例区で8万2,607票、得票率7.11%を獲得しました。
投票率が前回参院選より5.45ポイントも下がるなか、得票を前回比2万9,896票増やし、1.5倍以上伸ばしました。
得票率も前回より3ポイント以上伸ばしました。
3市で10%超
得票率が10%を超えた自治体は、12%(前回6.65%)の取手市を筆頭に、牛久市10.36%(前回5.66%)、つくば市10.62%(前回6.14%)の3市。
放射能汚染対策が重要争点となった2012年2月の市議選で、日本共産党が改選時1議席を倍増させた守谷市では8.76%と前回を倍加。龍ケ崎市、つくばみらい市も倍近く増やしました。
選挙区では、小林恭子氏が前回選挙区票比でほぼ倍増の9万7,197票(得票率8.40%)を獲得しました。
廃炉訴え共感
日本共産党は、小林氏を先頭に環太平洋連携協定(TPP)反対と東海第2原発の即時廃炉を主張し、幅広い共感を広げました。
地元紙は、「都議選躍進の勢いを持ち込んだ共産は、現行制度となった01年以降の参院選では最多票を獲得」(茨城新聞7月23日付)、「支持者に加え、県南地域を中心に無党派層にも食い込んだ」(茨城新聞25日付)と報じました。
選挙後、「この年になって初めて共産党に入れた」(電話してきた男性)、「派遣や非正規の若者が必死の思いで入れたと思う。期待を裏切らない活動をしてほしい」(不動産業の青年社長)など多くの喜びや期待の声が寄せられています。
(「しんぶん赤旗」首都圏版 2013年8月3日付より転載)