筑西市選挙区(定数2、1減)
鈴木さとし予定候補(69)

新中核病院建設に全力

日本共産党の鈴木さとし県議(69)の地元の保健医療圏には、急性心筋梗塞に対応できる医療機関が少なく、心疾患や脳血管疾患による死亡率が全国平均を大きく上回っています。
新中核病院の建設は、地域住民の悲願になっています。

党派を超えて

鈴木さんは、「病院の建設問題は、市議として議会で何度も取り上げてきましたが、“医療過疎”の問題を解決するためには県を動かさなければならない」と、2013年9月の県議補選筑西市選挙区(選出数1、立候補2人)に出馬。
「新中核病院の早期建設を」と有権者に熱く訴えた鈴木さんが党派を超えた支持を集め、自民党推薦候補との一騎打ちを制して初議席を得ました。
筑西市を含む県西地域に日本共産党が県議会の議席を獲得したのは県政史上初めてのことでした。

県議補選直後の2013年10月に開かれた県議会本会議で初の一般質問に立ち、「県が積極的に関与して新中核病院の建設に道筋をつけてほしい」と迫り、橋本昌知事から「議員の指摘をふまえて、やれることは何でもやっていく」との答弁を引き出しました。
これを機に難航していた問題が大きく動きだしました。

鈴木さんは、「党派を越えた共同の力が県を動かしました」と強調します。

県内有数の農村地帯を抱える筑西市。
日本農業に重大な影響を与える環太平洋連携協定(TPP)参加をねらう安倍政権の暴走にストップをかけるためにも全力です。

「県議会で日本共産党以外は地元県議を含めて自民、民主、公明、無所属も『オール与党』です。大型開発、福祉切り捨て県政の応援団になっています」と指摘。
売れる見込みのない工業団地を造成し、そのツケを県民に回す県政をただし、医療・福祉を充実させる県政への転換をめざします。

県政が身近に

県議会を訪れて鈴木さんの質問を傍聴した住民は、「知事の答弁は鈴木さんと市民の願いが反映されたもの」と振り返ります。

鈴木さんが配布する「県政情報」が好評です。
「『県政情報』が届けられ、県政が身近に感じられるようになった」「鈴木さんを県議会に送り出して本当によかった」「県のムダ遣いがこんなにあるとは知らなかった」などの声が寄せられています。

鈴木さんは、「新中核病院の建設には県からの財政支援をとりつけることが必要です。『病院ができてよかった』と多くの市民と喜び合えるように、この議席はなんとしても守らなければなりません」と決意を新たにしています。

鈴木予定候補の略歴
1944年、筑西市(旧下館市)生まれ。
県立下館一高卒。旧下館市議8期、合併後の筑西市議2期を歴任。
現在、県議1期目。

(「しんぶん赤旗」首都圏版 2014年7月10日付より転載。プロフィール・政策はこちらから