2011年11月

茨城県母親大会に800人参加
 「子どもたちに希望と生きるよろこび」を

記念講演する川端純四郎さん

   茨城県母親大会が10月16日、「子どもたちに希望といきるよろこびを」をテーマとして常総市の水海道二高で開かれ800人が参加しました。今回の大会では、富田裕子実行委員長と長谷川典子常総市長があいさつしました。
   午前中に「子どもを放射能から守るために」として、茨城大学理学部教授の田内弘さんを助言者として、子どもの放射能汚染を最小限に抑えるためになにができるかを学習・交流しました。また、「心の病はだれにでも」「新しい保育制度のゆくえ」「『青鞜』発刊から百年」「再生可能エネルギー」など15の分科会が開かれました。
   運動の交流では、福島県から避難してきた母親が発言し、農業生産者の青年は「ホウレンソウ出荷停止で収入がなくなり農民連と一緒に東電に賠償請求できた」と報告。
   記念講演は、元東北学院大学助教授の川端純四郎さんが「やさしくかしこく生きる力を」と題して講演し、「再び災害や原発事故をおこさないために、政治、経済に目をむけ『原発なくす人』『憲法9条を守る人』を選んでいこう」と訴えました。
   参加者からは「子どもたちの放射能汚染問題が心配だった。でも講演を聞き、分科会に参加して理解を深めることができてよかった」「震災による会場変更のなかでよく集まってよかった」などの声が聞かれました。

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