2010年05月

第81回県中央メーデー開かれる

9条守れ、普天間基地無条件撤去、増税反対

   第81回メーデーが全国で行われました。茨城県央メーデーは水戸市の千波公園で行われ、石引正則実行委員長が「労働者のくらしを守り、参院選で国民が主人公の政治を」と主催者あいさつをしました。来賓として出席した日本共産党の稲葉のぶとし参院選茨城選挙区候補は、民主党政権に対して大きな失望が広がり怒りの声となっていること、日本が成長のとまった国となっていること、経済政策を大企業から国民生活中心にきりかえること、「政治を変えたい」と言う思いにこたえて全力をつくすことを訴えました。大内久美子県議や水戸市議団が参加し、集会とデモ行進に参加し、街頭からも訴え、参加者に連帯し交流を深めました。
 集会参加者は「普天間基地の無条件返還を」「後期高齢者医療制度の廃止」の横断幕やプラカードをもって市内を行進。「内部留保を雇用にまわせ」「憲法9条を世界に生かそう」「消費税増税反対」「労働者派遣法の抜本改正」「正社員が当たり前の社会を」などのシュプレヒコールを響かせて行進しました。集会では労働組合、平和・民主団体が切実な要求を掲げて訴えを行いました。
県内ではつくば市や下妻市などでもメーデーがとりくまれ、山中たい子県議やつくば市議団、各地の市町村議員や党組織が参加しました。

憲法フェスティバル「子や孫に平和な世界を」

講演や交流会、集会多彩にとりくまれる

 2010年憲法フェスティバルが3日、水戸市内の千波公園で開かれ、約1000人が参加しました。講演では沖縄県の仲山忠克弁護士が、鳩山政権の普天間基地をめぐる動きを「公約違反であり、民主主義に反することを許してはならない」と指摘しました。憲法9条と日米安保条約があいいれないことを詳述しました。貧困と格差問題で「憲法25条の実現と平和を守ることは一体のもの」と訴えました。
 会場では「9条の会交流会」や「茨城空港・百里基地を考える」「被爆者と語ろう」などの企画がテント内で催され、高校生のジャズ演奏など多彩なプログラムが繰り広げられました。「ヒバクシャと語ろう」のコーナーでは、広島で二次被爆したと言う市川法生さんら二人が被爆直後の惨状を語りました。
 会場では各テントで売店が設けられ、参加者が楽しく交流を深め、憲法を守り生かす決意を固めあっていました。稲葉のぶとし参院茨城選挙区候補、大内久美子県議、水戸市議団が参加し、その後「憲法9条を守り、普天間基地の無条件撤去を」など水戸市内で憲法記念日の街頭宣伝を行いました。山中たい子県議や市町村議員も各地で街頭宣伝にとりくみました。

 

 

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